文化の和解のための国際年
ワールドハーモニー・ランは、本ランに参加してくださる日本の、そして世界の方々を代表し、国際連合およびユネスコ(国際連合教育科学文化機関)による「文化の和解のための国際年」(2010)を応援します。
ユネスコの2010年行動計画には「この国際年の主目的は、文化の多様性の素晴らしさを明らかにすること、またそのための文化伝達と異文化交流、人類誕生以来結ばれてきた文化間のつながりの重要性を認識することにあります。」と述べられています。
国連事務総長潘基文(パン・ギムン)氏のメッセージ:「この『文化の和解のための国際年』は重要な取り組みです。この一年を通じて文化の多様性を称え、より平和な世界のために異文化間の対話と理解がいかに不可欠であるかを示していきます。開発において文化が担う極めて重要な役割についても強調していきます。この年が大きく実を結ぶよう共に進みましょう。」
ユネスコ事務局長イリナ・ボコヴァ氏の国際年についてのコメント:「この国際年の結果として我々の社会間で起こる相互理解と交流は、人、国、文化間のつながりを強化する新しい機会になります。異文化間の交流・対話は平和構築のための最良の手段だと信じています。」
ユネスコ総会議長Davidson Hepburn(博士)はワールドハーモニー・ランに参加するすべての人に向けて次のように激励の言葉を述べている。
「『文化の和解のための国際年』は、<文化の多様性>と<それが文化と人のつながりを形成する力>を独創的に称え祝うすばらしい機会です。さまざまな人、さまざまなエネルギー、さまざまな視点、さまざまな信仰、さまざまな意見を持ち寄ることは非常に価値あることです。…」
「ワールドハーモニー・ランは今年もトーチを掲げ100か国以上を訪れることにより、2010年『文化の和解のための国際年』のゴールと目的の強化に貢献して下さっている。このランの参加者すべてが、自分の意識を広げ他の文化を自ら体験するチャンスを与えられている。文化、芸術、スポーツを通して多様性を尊ぶ心を育てる絶好の機会である。このようにして夢と希望を分かち合うことが、平和と調和の土台を築く基礎となるのである。…」
「ワールドハーモニー・ランの運営メンバーの皆さん、そして参加者のみなさんのご成功とご活躍をお祈りいたします。皆さんの御活動が、<環境維持開発>と<文化の多様性、相互理解、そして平和の文化の促進>は深く関係していることを世界が認識できるよう貢献されることを願っております。」 全文は こちらをご覧ください。
ワールドハーモニー・ラン2010では、以下のようにユネスコの指針を取り入れていきます。
- 文化、民族、言語、宗教の多様性の中で相互理解を育む。
- すべての文化が平等にもつ尊厳、お互いに対する敬意、お互いの協力・助け合いといったことを通じ、共有できる価値観の枠組みを築く。